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2025年5月13日火曜日

開校2周年を祝う会、川本監督を招き映画『かば』上映

京都府部落解放センターで5月11日、自主夜間学校「いいあす京都」の開校2周年を祝う会を開催しました。学習者とスタッフ、サポーターのみなさんを中心に80人以上が参加し、映画『かば』(川本貴弘監督)を鑑賞しました。

はじめに代表の川端宏幸が制作した動画『明日をとりもどせ~いやがらせマンとのたたかい~』を上映しました。祝う会が無事に開催できるように、「いいあす京都」に関わる子どもたち4人が演じる「いいあすレンジャー」たちが、学生スタッフが演じる悪役の「いやがらせマン」から大切なデザイン画を取り返す物語でした。取り返したデザイン画には「えいが かば スタート」と書いてあり、『かば』の上映につなげました。

映画『かば』は1980年代の大阪・西成区で、差別や偏見、貧困などさまざまな困難を抱えた中学生たちと、かれらに正面から向き合った教師たちの姿を当時のことを知る関係者らへの聞き取りをもとに描いた映画です。上映後は祝う会の企画を担当してくれた学生スタッフの福武和佳さんが川本監督と対談し、会場から受け付けた質問を投げかけました(写真)。川本監督は当時の教師たちからの要望に応えるかたちで、「子どもたちの本当の悩み」を理解するための実践であった家庭訪問のシーンを中心にしたことなど、いろいろな制作秘話を共有してくださいました。

祝う会については産経新聞がすぐに記事にして報じてくださいました。こうした記事を見て、基礎的な学びを取り戻したい方々に「いいあす京都」の存在が伝わるとうれしいです。これまで2年間、ご支援いただいたみなさんに改めて感謝しつつ、責任感をもって3年目も地道な活動を続けていきたいと思います。

会場の質問に答える川本監督(左)

・産経新聞の記事は以下のリンク

https://www.sankei.com/article/20250512-66L6RP7TNVN4HBFPJUOVJJP3YM/

2025年5月1日木曜日

映画『かば』上映会、「いいあす京都」開校2周年を記念して

5月11日(日)14時00分から、自主夜間学校「いいあす京都」の開校2周年を記念して映画『かば』(川本貴弘監督)の上映会を京都府部落解放センターで開催します。1980年代の大阪・西成区で、差別や偏見、貧困などさまざまな困難を抱えた中学生たちと、かれらに正面から向き合った教師たちの姿を描いた映画です。登場人物のモデルは実在した中学校教師たちです。映画を見た後は、川本監督をお招きしたアフタートークもあります。

「いいあす京都」関係者以外の一般の方も事前申し込みのうえ、先着30名まで参加していただけます。料金は一般1500円、高校生1000円、中学生500円、小学生以下無料です。申し込みの詳細については、以下の画像の申込フォームQRコードを読み取ってください。




2025年4月22日火曜日

東九条春まつり、4月26日に開催

第13回東九条春まつりが4月26日(土)11時00分~15時00分に京都市地域・多文化交流ネットワークセンターで開催されます。「いいあす京都」は今年も参加させていただきます。いろいろな国の料理や音楽などを楽しめる地域のお祭りです。子どもが楽しめる企画もあるのでぜひ足をお運びください。



文集「いいあす」、京都府立図書館に所蔵

 「いいあす京都」の開校1周年を記念して昨年10月に発行した文集『いいあす』が京都府立図書館に所蔵されたことが分かりました。京都市内の市民活動の記録でもありますので、このように公的機関で所蔵していただけることはとてもありがたいです。関係者のみなさまに感謝申し上げます。


2024年12月10日火曜日

センター屋上で天体観望会、夜間学校ならでは体験

12月9日は京都府部落解放センターで天体観望会を開きました。小学生から70代までの学習者とスタッフが40人ほど参加して、冬の夜空を楽しみました。

この日は、趣味で天体観測を続けてこられた遊星プリント社の福本俊夫さんが講師として来てくださいました。観望会前半の説明会では、古代の人々にとって季節を把握して農業を行うために天体観測が必要であったということ、オリオン座は日本では「鼓星(つづみぼし)」などと呼ばれていたことなどについて話してくださいました。

参加者を前に説明する福本さん

後半はセンター屋上を特別に利用させていただき、月と土星、木星を複数の天体望遠鏡を使って観察しました。参加したみなさんは月の表面や土星の輪、木星の衛星などの細部を見ながら、「見えた!」などと声をあげて楽しんでいました。ネパール出身の学習者の若者は天体望遠鏡を使うのは今回が初めてで、接眼レンズに映った月をスマホできれいに撮影していました。ちなみにネパール語で月は「チャンドラマ」というとのことです。

この日は観望会が始まる直前まで曇り空でしたが、参加者の思いが届いて流れる雲の合間から星々が出てきてくれました。夜に勉強をする自主夜間学校ならではイベントを開催できてよかったです。福本さんはじめご協力いただいたみなさまに感謝申し上げます。

2024年11月10日日曜日

東九条マダンに参加、チャイとさつま汁で活動紹介

第32回東九条マダンが11月3日(日)に元・陶化小学校であり、「いいあす京都」もテントを出して参加させていただきました。来場者に食事を販売しながら、日ごろの活動について紹介しました。

今年は昨年に続いて2回目の参加でした。昨年は活動の紹介だけでしたが、今年はマサラチャイとさつま汁の販売もしました。チャイはネパール出身の学習者が、さつま汁は鹿児島出身のスタッフが中心となって調理しました。こうした食事の販売を通して、より多くの方に「いいあす京都」の活動について知っていただけたのではないかと思います。お買い求めいただいた方々、ありがとうございました!

「いいあす京都」に通う子どもたちも活躍しました。サンドイッチマンになって宣伝してくれたり、さつま汁の大きな鍋を使って調理してくれたりと手助けしてくれました。日頃の「いいあす京都」の活動では、小学生から90代までとても幅広い世代の人たちが同じ空間で学んでいます。マダンの会場でも幅広い世代の仲間が協力して活動できたのでとてもうれしかったです。

こうした機会を与えてくださった東九条マダン実行委員会のみなさまに改めて感謝申し上げます。



2024年10月21日月曜日

開校1周年記念文集『いいあす』が完成、生徒とスタッフの思いと願い

自主夜間学校「いいあす京都」の開校1周年を記念した文集『いいあす』が完成しました。「いいあす京都」に集うみなさんに作文を募集しました。26名の生徒と28名のスタッフがそれぞれの思いや願いを込めて書いた作文を寄せてくれました。


ある中学生は不登校の経験を経て、「いいあす京都」で学び始めてから「私がいていい居場所がある」と感じています。

聴力にハンディのある60代生徒は「諦めていた英語を一対一で教えて頂けるなんて何て素晴らしい事なのでしょうか」と綴っています。

公立夜間中学を卒業した70代生徒は「いいあす京都」でも勉強を続け、「足、腰が動くあいだ来ます」と意気込んでいます。

元教員の70代スタッフは、「いいあす京都」の生徒さんたちの学ぶ意欲にふれて、「本来の教育とは、まず“学びたい”ということが先行しなければならない」ということの重要性を改めて感じています。

大学生のスタッフは「塾という今まで生きてきた世界ではなく、年齢や国籍にかかわらず学び合える「いいあす京都」だから教える意味を感じています」。


文集『いいあす』は生徒とスタッフ、寄付をいただいたサポーターを中心に関係者のみなさんに配付します。その他の文集に関心のある方にもお届けできるように準備を進めていきたいと思います。文集作成に関わってくださったみなさまに心より感謝申し上げます。

2024年10月12日土曜日

第32回東九条マダン、11月3日に開催

第32回東九条マダンが11月3日(日)、元・陶化小学校で開かれます。自主夜間学校「いいあす京都」は昨年に引き続き参加させていただきます。今年は活動案内や参加受付を行うだけでなく、ちょっとした飲み物なども調理販売したいと考えています。

歴史ある地域のお祭りに参加させていただき、東九条マダン実行委員会と地域のみなさまに心より感謝申し上げます。とても楽しいお祭りなので、ご関心のある方はぜひ足をお運びください。

東九条マダンの詳細については以下のリンクの公式ホームページをご覧ください。

https://www.h-madang.com/?p=6819

2024年4月20日土曜日

「春まつり」に参加、大人も子どもも楽しむ

4月20日に京都市地域・多文化交流ネットワークセンターであった第12回「東九条春まつり」に参加しました。

「いいあす京都」のテント(写真)には、関心をもってくださった来場者にくわえ、学習者やスタッフらが顔を出してくれてうれしかったです。カンパをくださった方々もおり、感謝の気持ちでいっぱいです。

様々な外国料理にくわえ、音楽演奏やゲームなども充実していて大人も子どもも楽しめる催しでした。実行委員会のみなさまに心より感謝申し上げます。



2024年4月9日火曜日

「東九条春まつり」に参加、4月20日に南区で

4月8日は今年度最初の学習会でした。新しく参加した学習者やスタッフも加わり、充実した学習会になりました。

第12回「東九条春まつり」が4月20日に京都市地域・多文化交流ネットワークセンター(京都市南区)で開かれます。「いいあす京都」もテントを出して、活動の様子を紹介したり、学習相談を受け付けたりします。会場では、コリアン料理、フィリピン料理、中国料理、タイカレー、綿菓子などが楽しめるとのことです。ぜひご参加ください。

以下がチラシのリンクです。

https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/cmsfiles/contents/0000323/323681/chirashi.pdf


2024年3月16日土曜日

総会で振り返り、生徒44人・スタッフ55人に

自主夜間学校「いいあす京都」の総会が3月15日に京都府部落解放センターであり、スタッフやサポーターら約20人が参加しました。

代表の川端宏幸が挨拶し、公立夜間中学の補完的な役割を果たしながら、誰でも来ることができる学びの場所を提供すること、学習者に教えるのではなく伴走していくことなどの活動方針を確認しました。生徒が10~80代の44人、スタッフが10~80代の55人に増えたという近況も報告しました。京都府部落解放推進協会のご厚意で、解放センターを学習会会場として使わせていただいていることへの感謝の言葉もありました。

総会の最後には参加者一人ひとりが活動について振り返りました。スタッフからは「お役に立ちたいと思って来たんですけど、反対にみなさんから教えてもらっている」「学習者のやる気に圧倒される感じで刺激を受けています」といった実感のこもった言葉、サポーターからは「応援団であります。本当にすごい一年間」といった激励の言葉もいただきました。

今後も学習者に伴走しながら、スタッフにとっても学びの多い活動を地道に続けていきたいと思います。サポーターや寄付をくださった方々にも心より感謝申し上げます。

新年度は4月8日から学習会を始める予定です。写真は総会翌日の夕方に撮影しました。いよいよ春めいてきました。






2023年11月3日金曜日

東九条マダンに参加、テントで活動案内

第31回東九条マダンが11月3日、元・山王小学校(京都市)で開かれました。自主夜間学校「いいあす京都」も会場にテント(写真)を設けて活動について案内させていただきました。

多くの方が訪れる地域のお祭りに参加させていただき、充実した時間を過ごすことができました。「いいあす京都」で学習している方々もマダンに参加して声をかけてくれて、とてもうれしかったです。

このような機会をつくってくださった東九条マダン実行委員会や関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。

2023年10月9日月曜日

11月3日は東九条マダン、「いいあす京都」も参加

 第31回東九条マダンが11月3日、元・山王小学校で開かれます。今年は4年ぶりに人気の飲食店も復活するとのことです。

自主夜間学校「いいあす京都」は当日、マダンの会場で活動案内や参加受付を行います。様々な文化を大切にしてきた歴史ある地域のお祭りに参加させていただき、たいへん光栄に思います。

東九条マダンの詳細については以下のリンクの公式ホームページをご覧ください。

https://www.h-madang.com/