第33回東九条マダンが11月2日(日)、元・山王小学校で開かれます。自主夜間学校「いいあす京都」は3年連続で参加させていただきます。今年は活動案内にくわえ、水餃子などを調理販売しようと計画中です。とても楽しいお祭りなので、ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
東九条マダンの詳細については以下のリンクからご確認ください。
第33回東九条マダンが11月2日(日)、元・山王小学校で開かれます。自主夜間学校「いいあす京都」は3年連続で参加させていただきます。今年は活動案内にくわえ、水餃子などを調理販売しようと計画中です。とても楽しいお祭りなので、ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
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9月6日から7日にかけて山口市KDDI維新ホールで開催された「全国夜間中学交流会 in 山口」に川端宏幸代表をはじめとする「いいあす京都」有志10名(学習者3名、スタッフ7名)が参加しました。
京都から山口まではスタッフの運転によるハイエースでの移動。長距離ドライブの中、歓談したりゲームをしたりと皆で交流を深めました。
1日目は全国から集まった夜間中学関係者による活動報告がありました。「いいあす京都」一行は「いいあす」の黄色いロゴが胸に載ったおそろいのポロシャツを着て参加しました。主催である山口県の方々の活動報告を皮切りに、北は北海道から南は福岡までそれぞれの夜間中学が各地の様子について報告し、抱える課題やその対策、また学びの場を提供することへの思いを共有しました。その後、同じ会場で懇親会も開催され、和やかな雰囲気の中、各団体が親睦を深めました。
2日目に行われた全体交流会では「いいあす京都」で学ぶ子どもたちとスタッフが協力して制作した映像作品『明日をとりもどせ~いやがらせマンとのたたかい~』を上映し、「いいあす京都」での取り組みについてあらためて紹介しました。
全体交流会の後にはスタッフと学習者それぞれに分かれての交流会がありました。学習者交流会では各地域から集まった学習者一人ひとりが、学ぶことに対するそれぞれの思いについて語りました。「いいあす京都」から参加した小学生の学習者は将来の夢についても語り、会場からは拍手が湧きました。
スタッフ交流会では全国夜間中学交流会の組織化に向けた議論があり、各プロセスについて具体的な期限を定めることで交流会の在り方を方向づけていくとの結論に至りました。
全国の夜間中学関係者それぞれの思いを共有し、よりよい学びの場を求めて活動する契機となりました。開催に向けて準備を進めてこられた関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。
| 「いいあす」ロゴ入りのポロシャツを着て活動報告をする川端代表 |
京都の老舗中国料理店「東華菜館」が6月11日、自主夜間学校「いいあす京都」のボランティアスタッフ約40人を食事会に招待してくださいました。店長の于修忠さんは「社会で最も大切なことの一つは教育。私には人に何かを教える知識はないので、私ができることで力になりたい」と思いを語ってくださいました。このようにして地元の飲食店が草の根の学習支援活動を支えてくださることはスタッフにとって大きな励みとなりました。
そのときのことが京都新聞のオンライン有料記事に7月8日に掲載されました。于さんはじめお店の方々に心より感謝申し上げます。
・京都新聞のオンライン有料記事のリンクは以下
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1515117
| 東華菜館(いいあす京都スタッフ撮影) |
京都府部落解放センターで5月11日、自主夜間学校「いいあす京都」の開校2周年を祝う会を開催しました。学習者とスタッフ、サポーターのみなさんを中心に80人以上が参加し、映画『かば』(川本貴弘監督)を鑑賞しました。
はじめに代表の川端宏幸が制作した動画『明日をとりもどせ~いやがらせマンとのたたかい~』を上映しました。祝う会が無事に開催できるように、「いいあす京都」に関わる子どもたち4人が演じる「いいあすレンジャー」たちが、学生スタッフが演じる悪役の「いやがらせマン」から大切なデザイン画を取り返す物語でした。取り返したデザイン画には「えいが かば スタート」と書いてあり、『かば』の上映につなげました。
映画『かば』は1980年代の大阪・西成区で、差別や偏見、貧困などさまざまな困難を抱えた中学生たちと、かれらに正面から向き合った教師たちの姿を当時のことを知る関係者らへの聞き取りをもとに描いた映画です。上映後は祝う会の企画を担当してくれた学生スタッフの福武和佳さんが川本監督と対談し、会場から受け付けた質問を投げかけました(写真)。川本監督は当時の教師たちからの要望に応えるかたちで、「子どもたちの本当の悩み」を理解するための実践であった家庭訪問のシーンを中心にしたことなど、いろいろな制作秘話を共有してくださいました。
祝う会については産経新聞がすぐに記事にして報じてくださいました。こうした記事を見て、基礎的な学びを取り戻したい方々に「いいあす京都」の存在が伝わるとうれしいです。これまで2年間、ご支援いただいたみなさんに改めて感謝しつつ、責任感をもって3年目も地道な活動を続けていきたいと思います。
| 会場の質問に答える川本監督(左) |
・産経新聞の記事は以下のリンク
https://www.sankei.com/article/20250512-66L6RP7TNVN4HBFPJUOVJJP3YM/
5月11日(日)14時00分から、自主夜間学校「いいあす京都」の開校2周年を記念して映画『かば』(川本貴弘監督)の上映会を京都府部落解放センターで開催します。1980年代の大阪・西成区で、差別や偏見、貧困などさまざまな困難を抱えた中学生たちと、かれらに正面から向き合った教師たちの姿を描いた映画です。登場人物のモデルは実在した中学校教師たちです。映画を見た後は、川本監督をお招きしたアフタートークもあります。
「いいあす京都」関係者以外の一般の方も事前申し込みのうえ、先着30名まで参加していただけます。料金は一般1500円、高校生1000円、中学生500円、小学生以下無料です。申し込みの詳細については、以下の画像の申込フォームQRコードを読み取ってください。
第13回東九条春まつりが4月26日(土)11時00分~15時00分に京都市地域・多文化交流ネットワークセンターで開催されます。「いいあす京都」は今年も参加させていただきます。いろいろな国の料理や音楽などを楽しめる地域のお祭りです。子どもが楽しめる企画もあるのでぜひ足をお運びください。
「いいあす京都」の開校1周年を記念して昨年10月に発行した文集『いいあす』が京都府立図書館に所蔵されたことが分かりました。京都市内の市民活動の記録でもありますので、このように公的機関で所蔵していただけることはとてもありがたいです。関係者のみなさまに感謝申し上げます。
12月9日は京都府部落解放センターで天体観望会を開きました。小学生から70代までの学習者とスタッフが40人ほど参加して、冬の夜空を楽しみました。
この日は、趣味で天体観測を続けてこられた遊星プリント社の福本俊夫さんが講師として来てくださいました。観望会前半の説明会では、古代の人々にとって季節を把握して農業を行うために天体観測が必要であったということ、オリオン座は日本では「鼓星(つづみぼし)」などと呼ばれていたことなどについて話してくださいました。
| 参加者を前に説明する福本さん |
後半はセンター屋上を特別に利用させていただき、月と土星、木星を複数の天体望遠鏡を使って観察しました。参加したみなさんは月の表面や土星の輪、木星の衛星などの細部を見ながら、「見えた!」などと声をあげて楽しんでいました。ネパール出身の学習者の若者は天体望遠鏡を使うのは今回が初めてで、接眼レンズに映った月をスマホできれいに撮影していました。ちなみにネパール語で月は「チャンドラマ」というとのことです。
この日は観望会が始まる直前まで曇り空でしたが、参加者の思いが届いて流れる雲の合間から星々が出てきてくれました。夜に勉強をする自主夜間学校ならではイベントを開催できてよかったです。福本さんはじめご協力いただいたみなさまに感謝申し上げます。
第32回東九条マダンが11月3日(日)に元・陶化小学校であり、「いいあす京都」もテントを出して参加させていただきました。来場者に食事を販売しながら、日ごろの活動について紹介しました。
今年は昨年に続いて2回目の参加でした。昨年は活動の紹介だけでしたが、今年はマサラチャイとさつま汁の販売もしました。チャイはネパール出身の学習者が、さつま汁は鹿児島出身のスタッフが中心となって調理しました。こうした食事の販売を通して、より多くの方に「いいあす京都」の活動について知っていただけたのではないかと思います。お買い求めいただいた方々、ありがとうございました!
「いいあす京都」に通う子どもたちも活躍しました。サンドイッチマンになって宣伝してくれたり、さつま汁の大きな鍋を使って調理してくれたりと手助けしてくれました。日頃の「いいあす京都」の活動では、小学生から90代までとても幅広い世代の人たちが同じ空間で学んでいます。マダンの会場でも幅広い世代の仲間が協力して活動できたのでとてもうれしかったです。
こうした機会を与えてくださった東九条マダン実行委員会のみなさまに改めて感謝申し上げます。
自主夜間学校「いいあす京都」の開校1周年を記念した文集『いいあす』が完成しました。「いいあす京都」に集うみなさんに作文を募集しました。26名の生徒と28名のスタッフがそれぞれの思いや願いを込めて書いた作文を寄せてくれました。
ある中学生は不登校の経験を経て、「いいあす京都」で学び始めてから「私がいていい居場所がある」と感じています。
聴力にハンディのある60代生徒は「諦めていた英語を一対一で教えて頂けるなんて何て素晴らしい事なのでしょうか」と綴っています。
公立夜間中学を卒業した70代生徒は「いいあす京都」でも勉強を続け、「足、腰が動くあいだ来ます」と意気込んでいます。
元教員の70代スタッフは、「いいあす京都」の生徒さんたちの学ぶ意欲にふれて、「本来の教育とは、まず“学びたい”ということが先行しなければならない」ということの重要性を改めて感じています。
大学生のスタッフは「塾という今まで生きてきた世界ではなく、年齢や国籍にかかわらず学び合える「いいあす京都」だから教える意味を感じています」。
文集『いいあす』は生徒とスタッフ、寄付をいただいたサポーターを中心に関係者のみなさんに配付します。その他の文集に関心のある方にもお届けできるように準備を進めていきたいと思います。文集作成に関わってくださったみなさまに心より感謝申し上げます。
第32回東九条マダンが11月3日(日)、元・陶化小学校で開かれます。自主夜間学校「いいあす京都」は昨年に引き続き参加させていただきます。今年は活動案内や参加受付を行うだけでなく、ちょっとした飲み物なども調理販売したいと考えています。
歴史ある地域のお祭りに参加させていただき、東九条マダン実行委員会と地域のみなさまに心より感謝申し上げます。とても楽しいお祭りなので、ご関心のある方はぜひ足をお運びください。
東九条マダンの詳細については以下のリンクの公式ホームページをご覧ください。
https://www.h-madang.com/?p=6819
4月20日に京都市地域・多文化交流ネットワークセンターであった第12回「東九条春まつり」に参加しました。
「いいあす京都」のテント(写真)には、関心をもってくださった来場者にくわえ、学習者やスタッフらが顔を出してくれてうれしかったです。カンパをくださった方々もおり、感謝の気持ちでいっぱいです。
様々な外国料理にくわえ、音楽演奏やゲームなども充実していて大人も子どもも楽しめる催しでした。実行委員会のみなさまに心より感謝申し上げます。
4月8日は今年度最初の学習会でした。新しく参加した学習者やスタッフも加わり、充実した学習会になりました。
第12回「東九条春まつり」が4月20日に京都市地域・多文化交流ネットワークセンター(京都市南区)で開かれます。「いいあす京都」もテントを出して、活動の様子を紹介したり、学習相談を受け付けたりします。会場では、コリアン料理、フィリピン料理、中国料理、タイカレー、綿菓子などが楽しめるとのことです。ぜひご参加ください。
以下がチラシのリンクです。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/cmsfiles/contents/0000323/323681/chirashi.pdf
自主夜間学校「いいあす京都」の総会が3月15日に京都府部落解放センターであり、スタッフやサポーターら約20人が参加しました。
代表の川端宏幸が挨拶し、公立夜間中学の補完的な役割を果たしながら、誰でも来ることができる学びの場所を提供すること、学習者に教えるのではなく伴走していくことなどの活動方針を確認しました。生徒が10~80代の44人、スタッフが10~80代の55人に増えたという近況も報告しました。京都府部落解放推進協会のご厚意で、解放センターを学習会会場として使わせていただいていることへの感謝の言葉もありました。
総会の最後には参加者一人ひとりが活動について振り返りました。スタッフからは「お役に立ちたいと思って来たんですけど、反対にみなさんから教えてもらっている」「学習者のやる気に圧倒される感じで刺激を受けています」といった実感のこもった言葉、サポーターからは「応援団であります。本当にすごい一年間」といった激励の言葉もいただきました。
今後も学習者に伴走しながら、スタッフにとっても学びの多い活動を地道に続けていきたいと思います。サポーターや寄付をくださった方々にも心より感謝申し上げます。
新年度は4月8日から学習会を始める予定です。写真は総会翌日の夕方に撮影しました。いよいよ春めいてきました。
第31回東九条マダンが11月3日、元・山王小学校(京都市)で開かれました。自主夜間学校「いいあす京都」も会場にテント(写真)を設けて活動について案内させていただきました。
多くの方が訪れる地域のお祭りに参加させていただき、充実した時間を過ごすことができました。「いいあす京都」で学習している方々もマダンに参加して声をかけてくれて、とてもうれしかったです。
このような機会をつくってくださった東九条マダン実行委員会や関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。
第31回東九条マダンが11月3日、元・山王小学校で開かれます。今年は4年ぶりに人気の飲食店も復活するとのことです。
自主夜間学校「いいあす京都」は当日、マダンの会場で活動案内や参加受付を行います。様々な文化を大切にしてきた歴史ある地域のお祭りに参加させていただき、たいへん光栄に思います。
東九条マダンの詳細については以下のリンクの公式ホームページをご覧ください。
https://www.h-madang.com/