2024年10月21日月曜日

開校1周年記念文集『いいあす』が完成、生徒とスタッフの思いと願い

自主夜間学校「いいあす京都」の開校1周年を記念した文集『いいあす』が完成しました。「いいあす京都」に集うみなさんに作文を募集しました。26名の生徒と28名のスタッフがそれぞれの思いや願いを込めて書いた作文を寄せてくれました。


ある中学生は不登校の経験を経て、「いいあす京都」で学び始めてから「私がいていい居場所がある」と感じています。

聴力にハンディのある60代生徒は「諦めていた英語を一対一で教えて頂けるなんて何て素晴らしい事なのでしょうか」と綴っています。

公立夜間中学を卒業した70代生徒は「いいあす京都」でも勉強を続け、「足、腰が動くあいだ来ます」と意気込んでいます。

元教員の70代スタッフは、「いいあす京都」の生徒さんたちの学ぶ意欲にふれて、「本来の教育とは、まず“学びたい”ということが先行しなければならない」ということの重要性を改めて感じています。

大学生のスタッフは「塾という今まで生きてきた世界ではなく、年齢や国籍にかかわらず学び合える「いいあす京都」だから教える意味を感じています」。


文集『いいあす』は生徒とスタッフ、寄付をいただいたサポーターを中心に関係者のみなさんに配付します。その他の文集に関心のある方にもお届けできるように準備を進めていきたいと思います。文集作成に関わってくださったみなさまに心より感謝申し上げます。