2024年2月5日月曜日

人権啓発研究集会で講演、学びなおしの「ねがい」叶えたい

京都市勧業館「みやこめっせ」で2月2日、第38回人権啓発研究集会の分科会があり、「いいあす京都」代表の川端宏幸が講演しました。

今日の日本社会では、多くの不登校や不就学の子どもたちが十分に義務教育を受けることができていない状況、それと同時に、学びなおしの場として公立夜間中学の設置が促進されている状況があります。

こうした状況にふれたうえで、自主夜間学校「いいあす京都」を設立した経緯や目指すものについて、代表自身の経験を振り返りながら説明しました。公立夜間中学を補完する役割を担いながら学びなおしたいという人々の「ねがい」を叶えたい、また、被差別部落の識字学級の心を引き継ぎたい、という思いについて話しました。

主催者の発表によると500人以上が参加してくださったようです。講演後にはたくさんの方々が「いいあす京都」を支援しようと寄付をしてくださいました。

また、遠方から参加した方々の一部は分科会当日の夜に開催しました「いいあす京都」の学習会に見学に来てくださいました。支援の輪が広がり、とてもうれしいです。

充実した講演となり、参加してくださった方々や分科会を準備してくださった関係者のみなさまに心より感謝申し上げます。

人権啓発研究集会で講演する川端代表