東九条の識字教室「オモニハッキョ」から「いいあす京都」への教材寄贈についての記事が2月日6日の京都新聞でも掲載されました。今朝オンラインでも有料記事が掲載されました。関わった方々の言葉がたくさん盛り込まれた素晴らしい記事になっています。こうした報道に感謝の一言です。
・京都新聞のオンライン有料記事「識字で得る自由 京都で脈々 在日コリアンの教室で使われていた教材、京都市北区の夜間学校へ」のリンクは以下
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1418156
東九条の識字教室「オモニハッキョ」から「いいあす京都」への教材寄贈についての記事が2月日6日の京都新聞でも掲載されました。今朝オンラインでも有料記事が掲載されました。関わった方々の言葉がたくさん盛り込まれた素晴らしい記事になっています。こうした報道に感謝の一言です。
・京都新聞のオンライン有料記事「識字で得る自由 京都で脈々 在日コリアンの教室で使われていた教材、京都市北区の夜間学校へ」のリンクは以下
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1418156
自主夜間学校「いいあす京都」の始業式が1月17日にいつも学習会を開いている京都府部落解放センターでありました。始業式では、東九条地域の在日コリアンの女性たちが2018年までの40年間、読み書きを学んでいた識字教室「オモニハッキョ」の教材と史料を寄贈していただきました。オモニハッキョ元代表の朴実さんにもご出席いただき、朝鮮の音楽であるサムルノリの演奏などを楽しみました。今回、寄贈していただいた教材と史料は東九条地域の宝物です。こうした教材・史料の保管と適切な活用が、東九条の歴史の継承にもつながっていくことを願っております。
始業式についての記事が産経新聞に掲載されました。京都の識字・基礎教育の歴史を考えるうえでとても大切な日であったので、このように報道していただき、たいへん感謝しております。
・産経新聞の記事のリンクは以下
https://www.sankei.com/article/20250130-N4VC2JJKB5LDBA4ILA3X7ULORY/
2025年1月の学習日カレンダーです。新年初日の1月17日は学習会の前に始業式を行います。音楽を楽しんだり、おしゃべりしたりして過ごす予定です。
12月9日は京都府部落解放センターで天体観望会を開きました。小学生から70代までの学習者とスタッフが40人ほど参加して、冬の夜空を楽しみました。
この日は、趣味で天体観測を続けてこられた遊星プリント社の福本俊夫さんが講師として来てくださいました。観望会前半の説明会では、古代の人々にとって季節を把握して農業を行うために天体観測が必要であったということ、オリオン座は日本では「鼓星(つづみぼし)」などと呼ばれていたことなどについて話してくださいました。
参加者を前に説明する福本さん |
後半はセンター屋上を特別に利用させていただき、月と土星、木星を複数の天体望遠鏡を使って観察しました。参加したみなさんは月の表面や土星の輪、木星の衛星などの細部を見ながら、「見えた!」などと声をあげて楽しんでいました。ネパール出身の学習者の若者は天体望遠鏡を使うのは今回が初めてで、接眼レンズに映った月をスマホできれいに撮影していました。ちなみにネパール語で月は「チャンドラマ」というとのことです。
この日は観望会が始まる直前まで曇り空でしたが、参加者の思いが届いて流れる雲の合間から星々が出てきてくれました。夜に勉強をする自主夜間学校ならではイベントを開催できてよかったです。福本さんはじめご協力いただいたみなさまに感謝申し上げます。
第32回東九条マダンが11月3日(日)に元・陶化小学校であり、「いいあす京都」もテントを出して参加させていただきました。来場者に食事を販売しながら、日ごろの活動について紹介しました。
今年は昨年に続いて2回目の参加でした。昨年は活動の紹介だけでしたが、今年はマサラチャイとさつま汁の販売もしました。チャイはネパール出身の学習者が、さつま汁は鹿児島出身のスタッフが中心となって調理しました。こうした食事の販売を通して、より多くの方に「いいあす京都」の活動について知っていただけたのではないかと思います。お買い求めいただいた方々、ありがとうございました!
「いいあす京都」に通う子どもたちも活躍しました。サンドイッチマンになって宣伝してくれたり、さつま汁の大きな鍋を使って調理してくれたりと手助けしてくれました。日頃の「いいあす京都」の活動では、小学生から90代までとても幅広い世代の人たちが同じ空間で学んでいます。マダンの会場でも幅広い世代の仲間が協力して活動できたのでとてもうれしかったです。
こうした機会を与えてくださった東九条マダン実行委員会のみなさまに改めて感謝申し上げます。