「いいあす京都」が「オモニハッキョ」から教材・史料を受贈したことが2月15日(土)の朝日新聞朝刊(京都版)にも掲載されました。「オモニたちの教材 あすの宝に」という素晴らしい見出しを付けていただきました。高校受験を控えた学習者もいるので、みなさんが健康に勉強を続けられることを願っています。
自主夜間学校 いいあす京都
2025年2月17日月曜日
2025年2月8日土曜日
米粉の水餃子づくり、中国出身の学生スタッフと一緒に
2月7日の学習会では、中国の春節にあわせて水餃子を作って食べました。中国出身の学生スタッフに教えてもらいながら、子どもたちも一緒に作りました。慎重に材料の分量をはかって水餃子を作ったので、子どもたちにとっては家庭科と算数の勉強にもなりました。
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ニンニクをつけた中国の醤油をかけた米粉の水餃子 |
山椒、生姜、ニラを入れて香りをつけたお湯を冷ましてからひき肉に加えることで、味がぐっと深まりました。アレルギーの人も食べられるように米粉で作ったので、皮が厚く食べごたえもありました。子どもたちも大人も笑顔の夜でした。
この夜間学校に関わる一人ひとりの気持ちや特技などをいかしながら、こうした楽しいイベントを今後も続けていきたいと思います。
2025年2月7日金曜日
オモニハッキョの教材寄贈、京都新聞でも掲載
東九条の識字教室「オモニハッキョ」から「いいあす京都」への教材寄贈についての記事が2月日6日の京都新聞でも掲載されました。今朝オンラインでも有料記事が掲載されました。関わった方々の言葉がたくさん盛り込まれた素晴らしい記事になっています。こうした報道に感謝の一言です。
・京都新聞のオンライン有料記事「識字で得る自由 京都で脈々 在日コリアンの教室で使われていた教材、京都市北区の夜間学校へ」のリンクは以下
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1418156
2025年1月31日金曜日
オモニハッキョ教材・資料の寄贈、産経新聞に掲載
自主夜間学校「いいあす京都」の始業式が1月17日にいつも学習会を開いている京都府部落解放センターでありました。始業式では、東九条地域の在日コリアンの女性たちが2018年までの40年間、読み書きを学んでいた識字教室「オモニハッキョ」の教材と史料を寄贈していただきました。オモニハッキョ元代表の朴実さんにもご出席いただき、朝鮮の音楽であるサムルノリの演奏などを楽しみました。今回、寄贈していただいた教材と史料は東九条地域の宝物です。こうした教材・史料の保管と適切な活用が、東九条の歴史の継承にもつながっていくことを願っております。
始業式についての記事が産経新聞に掲載されました。京都の識字・基礎教育の歴史を考えるうえでとても大切な日であったので、このように報道していただき、たいへん感謝しております。
・産経新聞の記事のリンクは以下
https://www.sankei.com/article/20250130-N4VC2JJKB5LDBA4ILA3X7ULORY/
2025年1月26日日曜日
2024年12月29日日曜日
1月の学習日カレンダー(2025年)
2025年1月の学習日カレンダーです。新年初日の1月17日は学習会の前に始業式を行います。音楽を楽しんだり、おしゃべりしたりして過ごす予定です。
2024年12月10日火曜日
センター屋上で天体観望会、夜間学校ならでは体験
12月9日は京都府部落解放センターで天体観望会を開きました。小学生から70代までの学習者とスタッフが40人ほど参加して、冬の夜空を楽しみました。
この日は、趣味で天体観測を続けてこられた遊星プリント社の福本俊夫さんが講師として来てくださいました。観望会前半の説明会では、古代の人々にとって季節を把握して農業を行うために天体観測が必要であったということ、オリオン座は日本では「鼓星(つづみぼし)」などと呼ばれていたことなどについて話してくださいました。
参加者を前に説明する福本さん |
後半はセンター屋上を特別に利用させていただき、月と土星、木星を複数の天体望遠鏡を使って観察しました。参加したみなさんは月の表面や土星の輪、木星の衛星などの細部を見ながら、「見えた!」などと声をあげて楽しんでいました。ネパール出身の学習者の若者は天体望遠鏡を使うのは今回が初めてで、接眼レンズに映った月をスマホできれいに撮影していました。ちなみにネパール語で月は「チャンドラマ」というとのことです。
この日は観望会が始まる直前まで曇り空でしたが、参加者の思いが届いて流れる雲の合間から星々が出てきてくれました。夜に勉強をする自主夜間学校ならではイベントを開催できてよかったです。福本さんはじめご協力いただいたみなさまに感謝申し上げます。